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備忘録〜個人的・書籍の感想〜

原研哉『デザインのデザイン』

高等学校の「国語総合」の教科書に収録されているグラフィックデザイナー・原研哉さんの評論「白」。日本人の文化の美意識の原点に触れられる評論で、大変面白く、また興味深く、生徒たちにとっても実生活に引き寄せて考えさせられた教材でした。

 

 

その原研哉さんがデザインを語り、サントリー学芸賞を受賞したのが本書です。原さんならではのデザイン論に加え、実際に原さんが手がけられた具体的なデザインが写真入りで紹介されていて、門外漢でもとても理解しやすくなっています。例えば、原さんがボード・メンバーとして関わっている「無印良品」のアートディレクションのコンセプトなどについても、第四章「なにもないがすべてある」で一章を割いて語られています。

新奇なものをつくり出すだけが創造性ではなく、「見慣れたものを未知なるものとして再発見できる」ようデザインすることは、無から有を生み出すのと同じく創造的であり、それが、「ものと人との関係を豊かにすること」に繋がるというデザイン論。その価値に気付かずに蓄積された膨大な文化を未使用の資源として活用すること、自分たちの文化の美点や独自性を相対化し、熟成した文化圏としてのエレガンスを生み出そうとする姿勢が貫かれていて、それは「たたずまい」という表現にも象徴されるようです。「叡智は自然の側にあり人間はそれを汲み取って生きていると考えてきた」日本人独特の感性も思い出させてくれる一冊です。

 

少しでも多くの人にデザインに対する意識を持ってもらえたなら、それはデザインにとってもありがたいことである。そういうコミュニケーションもデザインなのだ。(「あとがき」より)

  • 2019.03.30 Saturday
  • 12:48

実践報告・お便り

那覇市立城南小学校「東苑〜城南っ子合同句集〜」のご紹介

〜那覇市立城南小学校〜実践報告「俳句イン城南」でご紹介しました那覇市立城南小学校・安里恒男校長先生より「東苑〜城南っ子合同句集〜」が届きましたのでご紹介いたします。

 

 

安里先生のご退職に合わせて、卒業生、5年生、4年生の全員に、贈る言葉と共にプレゼントされた句集だそうです。

思い出の写真や可愛らしいイラストと共にまとめられた温かい句集です。

 

 

〜句集の中から〜

 

大海の色は鯨の瞳かな         城田藍子

巣からでた小熊の目には太陽が     鈴木七叶

子うさぎの小さないっぽゆめひろし   飯田理桜

くん風の首里のさか道しーやーぷー   やまぎしたかあき

沖縄忌なみだポロリと空ポロリ     生盛来実

夏は海神の光が反射する        新垣聖愛

 

安里先生、素敵な句集をありがとうございました。

  • 2019.03.28 Thursday
  • 19:10

募集&ご案内

小・中学生対象投句欄「俳句の放課後」のご案内

ハイクライフマガジン『100年俳句計画』編集室より、小中学生対象の投句募集のお知らせが届きました。

 

 

応募句は、4月号から全ページカラーにリニューアルした『100年俳句計画』の新企画「俳句の放課後」にて掲載されます。新学期から、新しい投句欄へチャレンジしてみませんか!

 

(画像をクリックすると大きくなります。)

 

応募方法

毎月20日(必着)で、以下の内容をお送りください。

 

俳句、氏名、(あれば俳号)、学校名、学年

 

[メール]の場合

magazine@marukobo.com

件名「俳句の放課後」係

 

[郵送]の場合

〒790-0022

愛媛県松山市永代町16-1

有限会社マルコボ.コム

100年俳句計画「俳句の放課後」係

  • 2019.03.26 Tuesday
  • 20:35

俳句関連・書籍など 紹介

北大路翼『生き抜くための俳句塾』

副会長が「驚愕」したという「無頼的俳句のススメ!」「最も過激な入門書」とは!?

オビにひかれ、興味津々で読み始めましたが、これまでの入門書のイメージを覆される、期待以上の無頼っぷりで、愉快に驚かされました。

 

 

その過激さや不埒さは潔ささえ感じさせるもので、もちろん入門書なのですが、読んでいくと北大路翼という人間を繙いているような気になってきました。全身全霊でぶつかってくるような語り口で、俳句への真っ直ぐな熱意が伝わってきます。「おわりに」にあるように、文字通り「俺の遺書」のごとき切実さも感じさせます。

そしてまた、俳句が、綺麗ごとからだけでなく、不健全さや弱さや愚かさからも生まれるものであるという詩の本質的なところも見えてきます。まさに、「生き様が俳句になっている」「俳人」ならではの一冊でした。

  • 2019.03.23 Saturday
  • 14:12

実践報告・お便り

「五七五しんぶん」のご紹介

小学生手作り新聞コンクール「第9回えひめこども新聞グランプリ」に入賞した、東温市立北吉井小学校1年・豊島佐菜さんの「わたしの五七五しんぶん」をご紹介します。

 

(画像をクリックすると大きくなります)

 

”俳句が大好きな1年生”ならではの、可愛らしい「俳句のススメ」になっています。

そして何よりも、3歳から作りはじめたという俳句が素敵です。

 

もしかして蛍は星の一ぶかな

菜の花やとおくのまちのちさきみせ

蜻蛉生るさいしょにみたのは雲でした

秋の蝶ほしはゆっっくりうごくけど

秋あざみあっちの風とつながった

 

この5句以外もご紹介したい句ばかり!ぜひ、画像でご覧ください。

  • 2019.03.20 Wednesday
  • 21:52