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実践報告・お便り

那覇市立城南小学校「東苑〜城南っ子合同句集〜」のご紹介

〜那覇市立城南小学校〜実践報告「俳句イン城南」でご紹介しました那覇市立城南小学校・安里恒男校長先生より「東苑〜城南っ子合同句集〜」が届きましたのでご紹介いたします。

 

 

安里先生のご退職に合わせて、卒業生、5年生、4年生の全員に、贈る言葉と共にプレゼントされた句集だそうです。

思い出の写真や可愛らしいイラストと共にまとめられた温かい句集です。

 

 

〜句集の中から〜

 

大海の色は鯨の瞳かな         城田藍子

巣からでた小熊の目には太陽が     鈴木七叶

子うさぎの小さないっぽゆめひろし   飯田理桜

くん風の首里のさか道しーやーぷー   やまぎしたかあき

沖縄忌なみだポロリと空ポロリ     生盛来実

夏は海神の光が反射する        新垣聖愛

 

安里先生、素敵な句集をありがとうございました。

  • 2019.03.28 Thursday
  • 19:10

募集&ご案内

小・中学生対象投句欄「俳句の放課後」のご案内

ハイクライフマガジン『100年俳句計画』編集室より、小中学生対象の投句募集のお知らせが届きました。

 

 

応募句は、4月号から全ページカラーにリニューアルした『100年俳句計画』の新企画「俳句の放課後」にて掲載されます。新学期から、新しい投句欄へチャレンジしてみませんか!

 

(画像をクリックすると大きくなります。)

 

応募方法

毎月20日(必着)で、以下の内容をお送りください。

 

俳句、氏名、(あれば俳号)、学校名、学年

 

[メール]の場合

magazine@marukobo.com

件名「俳句の放課後」係

 

[郵送]の場合

〒790-0022

愛媛県松山市永代町16-1

有限会社マルコボ.コム

100年俳句計画「俳句の放課後」係

  • 2019.03.26 Tuesday
  • 20:35

俳句関連・書籍など 紹介

北大路翼『生き抜くための俳句塾』

副会長が「驚愕」したという「無頼的俳句のススメ!」「最も過激な入門書」とは!?

オビにひかれ、興味津々で読み始めましたが、これまでの入門書のイメージを覆される、期待以上の無頼っぷりで、愉快に驚かされました。

 

 

その過激さや不埒さは潔ささえ感じさせるもので、もちろん入門書なのですが、読んでいくと北大路翼という人間を繙いているような気になってきました。全身全霊でぶつかってくるような語り口で、俳句への真っ直ぐな熱意が伝わってきます。「おわりに」にあるように、文字通り「俺の遺書」のごとき切実さも感じさせます。

そしてまた、俳句が、綺麗ごとからだけでなく、不健全さや弱さや愚かさからも生まれるものであるという詩の本質的なところも見えてきます。まさに、「生き様が俳句になっている」「俳人」ならではの一冊でした。

  • 2019.03.23 Saturday
  • 14:12

実践報告・お便り

「五七五しんぶん」のご紹介

小学生手作り新聞コンクール「第9回えひめこども新聞グランプリ」に入賞した、東温市立北吉井小学校1年・豊島佐菜さんの「わたしの五七五しんぶん」をご紹介します。

 

(画像をクリックすると大きくなります)

 

”俳句が大好きな1年生”ならではの、可愛らしい「俳句のススメ」になっています。

そして何よりも、3歳から作りはじめたという俳句が素敵です。

 

もしかして蛍は星の一ぶかな

菜の花やとおくのまちのちさきみせ

蜻蛉生るさいしょにみたのは雲でした

秋の蝶ほしはゆっっくりうごくけど

秋あざみあっちの風とつながった

 

この5句以外もご紹介したい句ばかり!ぜひ、画像でご覧ください。

  • 2019.03.20 Wednesday
  • 21:52

備忘録〜個人的・書籍の感想〜

朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』

朝井リョウさんの新刊は、『小説BOC』1〜10号に連載された、8作家による競作企画「螺旋プロジェクト」の中の一作品。3つのルールに従いながら、古代から未来までの、日本で起こる「海族」と「山族」の対立構造を描くプロジェクトの「平成」編が、『死にがいを求めて生きているの』です。もちろん、本作もプロジェクトのルールの中で物語は進んでいくのですが、やはり朝井リョウ色は顕著で、平成に生きる人々を描きながら、何らかの対立の中から逃れられない人間存在というものが、哀しくも静かに激しく、また希望の眼差しでもって描かれていきます。

 

(写真は中央公論新社HPより)

 

ちょっとした違いが溝を産み、そして集団を作り、生まれていく対立、そして大きくなっていく争い。個人個人の日常の生活では、全く関係の無いと思えるような「対立」が,、実は常に私たちの身近にあることにハッとさせられます。

自己存在を示すために敵を作りながら生きていく堀北雄介と、人を分断しない生き方をしたいと願う南水智也。

二人の身近にいる人々、そして、智也自身の視線から、二人が何層にも描き出されていくのですが、最終的に書かれずに終わるのが雄介視点の物語です。破壊的な側面ばかりが浮かび上がってくる雄介ですが、あえて、強硬さの裏に隠れている誰よりも傷つきやすい雄介の物語が書かれないことによって、結末の智也の物語の中での、弱さを受け入れる強さをもった智也の「絶対」という言葉が予感させる力が際立ってくるように感じます。

「死ぬまでの時間を生きていい時間にしたい」雄介とは、この世に存在し続ける対立の円環から逃れられない私たち読者自身でもあるのでしょう。読者はそれぞれに、その後雄介に用意されるだろう甘くはない救済の物語を想像すると共に、螺旋のように続く対立の連鎖の中に生きる読者たちへの作者からの祈りにも似たメッセージを受け取るのに違いありません。

 

 

この後、7月まで螺旋プロジェクト作品は続々と刊行予定のようです。各作品で「海族」と「山族」の対立構造から何が描き出されているのか。また、それぞれにどう繋がっていくのか。読み比べることによって、よりそれぞれの作者の色が見えてきそうです。

  • 2019.03.17 Sunday
  • 16:25