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w closet×JUGEM

第1回 研究発表大会

● 参加者の生の声(2) ●

■自分から研究会に行ってみようなんてめったにないことでしたが、参加してとてもよかったと満足しています。
 これまでに二度夏井先生に句会ライブに来ていただきましたが、俳句を嗜まない私が何故俳句に興味を持ったのか・・・と考えてみますと、夏井いつき先生のファンなのだと気付きました「夏の雲俳句のできるおまじない」という色紙をいただいてから、子どもと同じで、夏休みだけ俳句日記をつけて4年。ちっともうまくはないけれど、なんだか俳句に惹かれます。
 
 今回の研究会はどのご発表もすばらしかったです。個人的には中西先生の英語俳句に感動しました。英語俳句を俳句に転換させた中西先生の感性がすごい思います。その資料は、いただけないものでしょうか。
 
(事務局より: 出来ればご紹介したいと思っておりますが、現時点では掲載の許可をカナダの小学校側からいただいておりません。許可をいただきましたら、後日、このブログでご紹介させていただく予定です。) 

 俳句を指導しているといくつかの壁にぶつかります。でも、今回いただいた資料でとてもすっきりしました。早速校内研修会てせ披露し活用させていただきます。三浦先生がおっしゃったように、俳句をつくりつつ俳句でいろいろなことを感じ取らせたいと思います。

  

■会の資料を本校で回覧させていただきました。とても好評でした。
 さて、先生の間で疑問がわいてきたのですが、愛光の生徒さんは、医学部か、文系は東大、というイメージですが、俳句をする生徒さんはどう受け止められているのでしょうか?俳句をする生徒さんは俳句に時間を費やすことに迷ったりしないですか?最近の本校はすっかり変わってしまって、目の前のことをこなすのに必死で、学びを楽しんでいるのは少数です。
 愛光はまだ文化を楽しむ余裕があるのかな。今度時間が取れるとき教えてください。

(上記の質問に関して、愛光高等学校の佐藤先生よりコメントをいただきました。
ご了解を得ましたので、以下に全文掲載させていただきます。)


愛光の生徒たちに時間的余裕があるかといえば、それは全くありません。俳句研究会の生徒たちも、補習やテストに追われ、満足にメンバーがそろうことはありませんでした。集まっても、テストの罰プリ(欠点の罰プリント)をやりながらだったり…。
生徒を取り巻く事情が年々厳しくなっているのは愛光も同じです。何かやりたいことがあっても、高校の間はがまんするという生徒は多いです。
しかし今回、生徒が何かに打ち込むのは時間的余裕のある、なしだけではないことがわかりました。やりたい!という気持ちがまずあり、それによって生じるいろんな問題は、その都度何とか切り抜けていく。忙しいはずの東高生があんなに運動会に燃えるのも同じですよね。

スポーツや行事に打ち込む生徒はいるけれど、俳句に対してパワフルであったという点で、愛光の彼らは異色であったかもしれません。俳句に出会う前、彼らは小論文の課題の評価を競いあっていたそうです。俳句甲子園に出ると決めてから、部長の大西は毎日教室の後ろの黒板に、自分で作った俳句(らしきもの)を書いていました。ある二人の生徒は、毎日紙に自分たち二人の俳句を無記名で書いて、「どちらがよいかマルつけてください」と持って来て、「よし、勝った」「くそー」とか言いながら持ち帰るということを続けていました。
文学を個人的なものにしないというところが彼らの特殊性ではないかと、我々は見ています。

高校時代文学にめざめ、ある作家を追い続けたり、小説を書いたり、詩を書いたりという生徒は現在も存在するでしょう。が、往々にして、文学少年少女たちは閉じている。一人でこつこつ書き続けていたり、数少ない友達との情報交換であったり。
今回愛光の先頭に立った者たちは、文化祭の実行委員、委員長などをやる面々で、皆を巻き込んで何かやろうという方向性をもった生徒たちでした。その生徒たちが俳句に出会ったということです。〈生徒会型〉の俳句のチームといえるかもしれません。(…開成は〈純粋文学型〉?〈運動部型〉のチームというのもあってよいかもしれません。)

さて、では我々国語の教師は何をすればよいのか、ですが、まずは教科の授業で、単に入試で点を取るテクニックだけではなく、文学のおもしろさを伝えていくことではないかと私は思っています。授業という手段を最大限利用して、文学少年少女だけでなく、理系の生徒にも、体育会系の生徒にも、文学の魅力を伝えることができれば、その中からエネルギーのあるものは表舞台に現れてくるだろうし、また静かに第二の有馬朗人が育っているかもしれないと…。いや、これは思っているだけで、現実はなかなか…。

今後とも是非いろいろな情報交換をお願いします。開かれた俳句部もいいのではないでしょうか。学校どうしの風通しをよくするために、俳句甲子園は一役かってくれているように思います。
  • 2009.02.13 Friday
  • 04:27

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