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実践報告・お便り

俳句の楽しさが実感できる、地域と共に創る「フォト俳句」の創作と鑑賞

『初等教育資料』7月号に掲載されました、愛媛県松山市立椿小学校の石田年保先生の「俳句の楽しさが実感できる、地域と共に創る『フォト俳句』の創作と鑑賞」を紹介します。

 

 

本実践は、「地域の俳句文化に対する理解を深め、俳句や地域を愛する心情を高め」ようと、学校内だけでない地域の人材(俳人を講師として招く)の協力のもと、3年前から取り組んでいるものです。

低学年の俳句の鑑賞を助けるために、自分たちで撮影した写真を利用していくのですが、実践を重ねていく中で、撮影する「対象物やアングル」もより俳句を意識したものに変化していくようで、俳句の解釈の理解の助けにとどまらない学びの数々が報告されています。

また、講師と共に制作した学校オリジナルの「椿小学校俳句手帳」を恒常的に使用しているのも特徴的です。100句を書き残せる手帳を三年生全員に配布して、卒業までの4年間の俳句を記録することが日常になっており、子どもたちの作った俳句を捨てずに蓄積することで、自らの成長を確認したり、俳句文化のある地域への親しみや愛着が生まれていっている実践報告となっています。

  • 2020.07.06 Monday
  • 12:56

実践報告・お便り

福岡女学院中学校・高等学校:エレガンスチャンネルのご案内

松山でも分散登校が始まっていますが、まだなかなか通常の学校生活が戻ってきそうにはありません。一日も早く学校現場に、元気な子供たちの変わりない姿が見られる日を待ち望むばかりですが、今は辛抱のしどころです。教員(である自分)が、こんなにも授業がしたい人種だったことを改めて思い知らされているそんな毎日です。

さて、そんな日々の中、各学校で先生方が様々に工夫をこらした取り組みをされていますが、福岡女学院中学校・高等学校では、生徒たちへのステイホームの勇気づけにと、学内ホームページに、エレガンスチャンネルが登場しました。

その中から、国語科配信の「日常の出来事を俳句にしてみよう」をご紹介します。

 

写真は、福岡女学院中学校・高等学校HPより

 

生徒達にいま何ができるかということで、若手の先生からの提案で、オーサービジットで学んだ取り合わせのやり方や、昨年、一昨年のラーニングカフェで行った即興の俳句作りを、まったくの即興、台本なしで作成した動画だそうです。俳句を知らない先生が編集にかかわった学内の生徒用のチャンネルというところにも、先生方の思いを感じます。

動画の配信後は、卒業生や同盟校の先生からも俳句やってみたいと作品が届き始めているとのこと。谷口先生からは、「オンラインホームルームでもやれそうとの言葉も出てきていて、学内種まきでワクワクを取り戻していて、学校再開したら、じかに授業で、句会をやりたいとまた勇気を得ています」との報告を頂きました。

こんな時だからこそのおウチde俳句、まずは、ここからはじめてみませんか。

  • 2020.05.21 Thursday
  • 22:27

実践報告・お便り

オーサー・ビジット 朝日新聞掲載記事のご紹介

2月8日(土)付の朝日新聞紙上で、福岡女学院高校にて開催された副会長の特別授業の記録が掲載されました。

 

画像をクリックすると大きくなります

 

福岡女学院高校のオーサー・ビジットにつきましては、これまでも本ブログの以下の記事にてご紹介しておりますので、ご参考になさってください。

 

好書好日「オーサー・ビジット 教室編」記事のご紹介

オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校

続・オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校

 

  • 2020.02.16 Sunday
  • 20:54

実践報告・お便り

好書好日「オーサー・ビジット 教室編」記事のご紹介

朝日新聞社の人気企画オーサー・ビジット2019で、福岡女学院高校にて開催された副会長の特別授業の記録が、

好書好日 オーサー・ビジット 教室編

「へそ曲がり」「めんどくさがり」にぴったり、それが俳句 俳人・夏井いつきさん@福岡女学院高校

に掲載されておりますのでご紹介いたします。

 

副会長のオーサー・ビジット☆特別授業につきましては、

 

オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校
続・オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校

 

の記事でもご紹介しておりますので、ご参考になさって下さい。

 

(画像は好書好日HPより)

 

  • 2019.12.18 Wednesday
  • 16:59

実践報告・お便り

続・オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校

「オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校」にて、副会長の句会ライブレポートを紹介しましたが、続編としまして、同校数学科の松崎亮先生が担当されているクラスの「学級通信」をご紹介いたします。

松崎先生は、これまで全く俳句にかかわったことがなっかったそうで、初めて俳句に出会った体験をリアルにまとめてくださっています。

 

(画像をクリックすると、PDFファイルでご覧いただけます)

 

また、福岡女学院高校の谷口奈々美先生からは、

 

オーサービジットのおかげさまで、これを手始めとして、来月から有志で、月一回の放課後句会を始めることとなりました。

生徒達に火がついて、いつき先生からご伝授いただいたことを使ってさらに作品を書きたいとのこと。

自由に句会をして、「NHK」や「松山俳句ポスト365に投稿しようというくらいの軽いのりで長く続けてはどうか? ということが決まりました。

まずは放課後のラーニングカフェの続きとしてやってみます。

 

とのお便りも頂いております。

 

これまでも、ラーニングカフェやクラス句会など様々な実践を重ねてきた福岡女学院高校で、オーサー・ビジットで火の付いた生徒さんたちのがどのように活動していくのか、たいへん楽しみです。これからも、ご報告をお待ちしております。

  • 2019.11.04 Monday
  • 18:50

実践報告・お便り

総社市立総社東中学校の実践

総社市立総社東中学校の中原真智子先生よりお送りいただきました実践のご紹介です。

全て掲載が可能ということですので、資料をそのまま掲載いたします。

中原先生は、昨年の倉敷で行われた副会長の句会ライブに参加されたそうで、夏井の句会ライブでの内容も反映した資料となっております。ぜひご参考になさってください。

 

授業で使用するプリント

春夏秋冬の全てを作成

(秋のプリントと春のイラストを掲載)

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

生徒作品をまとめた国語通信(国語の授業で配布)

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

中原先生が参加された「句会ライブ」の記録

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

卒業生のためのプレゼン資料

(句会ライブの内容「直伝・俳句作りのコツ」も紹介)

「先生方から卒業する君たちへ贈るうた」も必見!

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

卒業生作品

「直伝・俳句作りのコツ」を紹介前(H28年度)&紹介後(H30年度)

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

国語教員やオバ様仲間など大人向けの通信〜趣味で配布〜

(画像をクリックすると詳細がご覧いただけます)

 

中原先生が出版されたエッセイもご紹介

『旅するマダム 英語も地図もネットも苦手な私が世界を旅した7年の記録』ペンネームは、中マチ子さん。

Amazonでもお求めいただけます。

英語、インターネットが苦手で、地図も読めない。
おまけに極度の方向音痴の私が、世界を旅することにしたのは、2011年、東日本大震災で被災した気仙沼の友との会話からだった。
以来、世界を知ろうと心に決め、各地を旅した7年間の記録がこの一冊に詰まっている。
振り返って思うのは、旅をすると自分が見えてくるということ。

さあ、私にだってできたんだ。何も恐れず旅に出よう。世界を、そして自分を知るために。(オビ裏面より)

 

中原先生は、4年前まで中国蘇州の日本人学校で、小学1年生から中学3年生まで全校生徒に海外俳句も作らせて楽しまれていたとのことです。「短い詩型の中で思いを写真のように刻みつけるにはいいですよね。」とのメッセージもいただいております。

 

中原真智子先生、ご実践をお送りいただきましてありがとうございました。

これからも、先生の実践報告が拝見できますのを楽しみにしております。

  • 2019.10.27 Sunday
  • 15:05

実践報告・お便り

オーサー・ビジット2019 in 福岡女学院高校

朝日新聞社が開催している本の著者(オーサー)が各地の学校を訪ねて特別授業をする「オーサー・ビジット2019」。

福岡女学院高校の谷口先生から届きましたレポートをご紹介します。

 

 

2019オーサービジット「夏井いつきの句会ライブ」福岡女学院高校

 

 この企画が始まった約三十年ほど前に「工藤直子先生」に応募したのが始まり、以来、「平田オリザ先生」をはじめ、多くの作家先生に生徒会役員達が中心となって応募してきましたが、叶わぬまま。俳句を学んでいる者として、「今年はどうしても、生徒達に敬愛するいつき先生と出会わせて俳句の楽しさを味あわせたい」と呼びかけました。プレバトの影響もあって、生徒達の反応も関心も今までよりも一番強く、四クラス同時に競って工夫をして応募致しました。
 八月末に朝日新聞社からのお電話で四クラス一緒にどうぞとのこと。教頭も即答、教務主任も音楽科まで入れて一年生全体五クラスでお願いしようと決定いたしました。
   さて、十月九日の朝は天高く晴れ渡り、いつき先生をお迎えするのに格好の句会ライブ日和。五、六時間目、シオン館視聴覚室は、生徒一五七名、先生二〇名、スタッフさん五名、記者さんやカメラマンさん、校内広報部の皆さんに囲まれ、始まる前から既に生徒達は高揚、緊張した雰囲気です。
 いつき先生は九泊十日の旅からお戻りになったばかり、二日松山滞在されて、すぐに出発されたれたとのこと、今回こちらに来ることができたのもたまたま日程が合って宮崎に行く途中立ち寄ることができたという絶妙な「ご縁」だったそうです。
 先生ではなく、「いつきさん」「組長」と呼んでくださいねと優しい語り口。プレバトの裏話、キスマイのアイドルの話題も出て、テレビで拝見する厳しい先生の雰囲気とは違う!といつき先生の軽妙な語り口に全員の緊張があっという間にほぐれ、笑いの渦。生徒達のテンションはいよいよ高まりました。
  ここから簡単に俳句を作る「取り合わせの方法」を学びます。すぐに数学の和田先生がその作り方の実践例としていつき先生のインタビューを受けました。貫禄のある和田先生もいつき先生の誘導により、笑顔で一句をつぶやいてくださいました。「からあげのランチを食べた鰯雲」その「俳句の種」に思い思いの季語をくっつけて、今度は季語の選び方を練習しました。
  次は生徒ひとりひとりの「五分で一句」の実践です。「スタッフさん、先生達も作るんですよ」といわれ、急に大教室がしんとしずまりかえり、空気がきいんとした密度に変わって行きました。創作のエネルギーや俳句の神様が降りてくる瞬間でしょうか。途中トイレ休憩に行く生徒もいれば、いつき先生の選句をじいっと見ている生徒達もおりました。
  入選句が次々に読み上げられて、作者といつき先生のやりとりにさらに教室が笑いの渦。
国語の好き嫌い関係なく皆満面の笑み。「勉強の悩み、お母さんとの口げんか、朝ご飯のおかずのこと、通学のありさま」日常の一コマが季語とのマッチングにより生き生きした俳句となりました。修学旅行に行けなかった英語の先生も「自由でも満たされない日隙間風」いつき先生の名刺をいただき、松山の施設のクーポンをもらって大喜び。
  最後は特選七句。一人一人が手を上げて好きな句の選評をします。そこから作品の世界が厚みを帯びて広がります。評を先生にも褒められた生徒さんもにっこり。評に作品が磨かれて立体的になり、作者の名乗り、解説で全員が「あーっ」と納得。そんな熱い時間が過ぎ、最後は多数決で一位を決めることになりました。一位は「駐輪場ドミノ倒しで秋さびし」に決定。いつき先生のサイン入りの俳句手帳、俳句の本をもらって特選のみなさんもさらににこにこ、大満足です。
  最後は全員でいつき先生を囲んで記念撮影。記者の方からインタビュー受ける生徒さんもいれば、そのあともしばらくはいつき先生を取り囲んで離れない生徒さんたちの笑い声が響きました。「わたし、いつき先生が大好きになった!」「プレバト毎週見ます!」「松山に遊びに行ってクーポン使い切ります」「いつき先生画面の向こうから応援しています。体に気をつけて長生きしてください。」「先生また会いたいです」そんな台詞が耳に残っています。
 夏井先生、朝日新聞社の皆様ありがとうございました。心からの感謝とともに。(谷口奈々美)
 

 

(写真は福岡女学院高校HP「2019オーサービジット『夏井いつきの句会ライブ』が行われました」より)

 

(特選七句)
いつまでも変わらぬ心春一番        一組
風薫る七百グラムの重き命           四組
駐輪場ドミノ倒しで秋さびし          三組
秋の朝リボンをなでるバスの波           二組
ドレス着てチョコをぱくっと夏来る       音楽科
数学のノートを閉じる冬林檎                四組
蝸牛くびを左右に雲はゆく             広報校友課

 

(入選句)
数学を不正解する秋さびし                一組
祖母のマネ針穴通し初桜                 一組
勉強をしたら知恵熱冬ざるる             一組
油照埋まらぬ解答あと十分                二組
ここ数日毎朝ベーコン鰯雲                二組
母親の心を知らず隙間風                 二組
舞う桜不安な私の背中押す                二組
人生は楽しめばよい春愁               三組
テスト後の解答用紙ソーダ水             三組
秋の蝶エレクトーンの躍る音           四組
何書こう紙を眺める空っ風              四組
母親へとりあえず言う秋の朝         四組
言えたこと褒めたたえる若葉風    四組
絵のような空撮りそこね空っ風        音楽科
星月夜我が身も踊る歌声に      音楽科
自由でも満たされない日隙間風          教員
数学の生徒の答曼珠沙華               教員

 

(スタッフさん・教員・留学生より抜粋) 
日本にりゅうがくしている春隣     タイの留学生
秋晴れにいつきの笑顔ゲットOK!       写真家
秋の昼カメラ片手に俳句詠む              教員・数学科
風食べて靴がかけっこ秋の空              教員・国語科
愛犬に留守番頼む秋の朝                    教員・英語科
走りきり目標クリア風光る             教員・社会科

 

(いつき先生へメッセージ俳句)
飼っていた羊が子を産み大量発生  一組(内面世界が広がったことの比喩)
先生とご縁で結ばれ秋うらら            二組
組長と過ごした二時間春の風            四組
初対面呼び捨てされし日鰯雲            四組
先生とご縁で結ばれ天高し              音楽科
 

  • 2019.10.16 Wednesday
  • 22:39

実践報告・お便り

生涯教育として「はじめての俳句」講座

nhkk会員の佐東亜阿介さんより、あおもり県民カレッジのボランティア自主講座「はじめての俳句」の報告が届きました。

 

 

俳句初心者の方用にとご準備されたパワーポイントもお送りいただきました。

下の画像をクリックすると以下の詳細内容がご覧いただけます。

 

1.オープニングクエスチョン
2.投句先のご紹介
3.必要な準備品とは
4.俳号を考えよう
5.クイズ
6.実作・・・尻から俳句
7.十二音日記の勧め
8.参考図書紹介

 

ぜひ参考になさってください。

 

(画像をクリックすると詳細内容がご覧いただけます)

 

一緒にお送りいただきました受講生の初めての俳句もご紹介!


夏の夕静かな部屋にひとりきり 市川夏和
蝉しぐれ草取りの後風とおる  市川夏和


「今後は俳句ポストなどへの投句も行って戴けるかもしれません」とのこと。

無料で参加できるボランティア講座からはじまる俳句の輪が、ますます広がっていきますように!

佐東亜阿介さん、ご報告ありがとうございました。

  • 2019.06.16 Sunday
  • 10:00

実践報告・お便り

福岡女学院高校「ラーニングカフェ『ミニ句会』第2回」

以前ブログご紹介しました福岡女学院高校「ラーニングカフェ『ミニ句会』即吟+みんなで句会(60分)」「ラーニングカフェ『ミニ句会』の感想」(担当:谷口奈々美先生)。引き続いて二学期に開催された二回目の句会の様子が、『わかぎ』第73号に掲載されましたのでご紹介いたします。

 

 

大学生二人、高校生三人、中学生一人、教員二名の八名で行われた句会結果は以下の通りです。「取り合わせの俳句の作り方」で五分で三句詠まれた方もいたようで、賞品のサンタクロースのチョコレートとをかけて、選句合評共に盛り上がったそうです。

 

ラーニングカフェ 句会結果

(画像をクリックすると、PDFファイルでご覧頂けます)

 

また、参加者それぞれに対して、谷口奈々美先生(俳号:真木柱)からコメントが添えられていました。ぜひご参考になさってください。

 

句会の講評

(画像をクリックすると、PDFファイルでご覧頂けます)

 

谷口先生は、日々の授業でも、句会にヒントを得て、グループ活動や看図アプローチを導入した作文実践などもされているそうです。その実践内容なども改めてご紹介できればと考えております。

 

nhkkでは、皆様からの実践報告や、俳句指導に関するご質問など、受け付けております。

メール nhkk.info@gmail.com  または、ブログのバナーよりお寄せください。

  • 2019.04.21 Sunday
  • 10:46

実践報告・お便り

那覇市立城南小学校「東苑〜城南っ子合同句集〜」のご紹介

〜那覇市立城南小学校〜実践報告「俳句イン城南」でご紹介しました那覇市立城南小学校・安里恒男校長先生より「東苑〜城南っ子合同句集〜」が届きましたのでご紹介いたします。

 

 

安里先生のご退職に合わせて、卒業生、5年生、4年生の全員に、贈る言葉と共にプレゼントされた句集だそうです。

思い出の写真や可愛らしいイラストと共にまとめられた温かい句集です。

 

 

〜句集の中から〜

 

大海の色は鯨の瞳かな         城田藍子

巣からでた小熊の目には太陽が     鈴木七叶

子うさぎの小さないっぽゆめひろし   飯田理桜

くん風の首里のさか道しーやーぷー   やまぎしたかあき

沖縄忌なみだポロリと空ポロリ     生盛来実

夏は海神の光が反射する        新垣聖愛

 

安里先生、素敵な句集をありがとうございました。

  • 2019.03.28 Thursday
  • 19:10